石油ファンヒーターってキャンプや車中泊に便利ですよね。
ところで、ストーブで有名なコロナから出ているfh-cpf25とfh-cp25yの違いはなにがあるのでしょうか。
というわけで今回は、fh-cpf25とfh-cp25yの違いと、キャンプや車中泊に使えるのかどうか解説させていただきます。
fh-cpf25とfh-cp25yの違い
それでは、早速ふたつの違いについてですが、結論から申し上げますと、違いは色のみです。
FH-CPF25は、2022年9月に発売したポータブル電源対応石油ファンヒーターのカラーをフィールドベージュに変更したモデル。
プラスデジタル
fh-cp25yはグリーンとなっており、fh-cpf25はベージュとなっております。
それでは、それぞれのスペックについて詳しく解説いたします。
fh-cp25y(コロナ)
1台目は、2022年9月より『コロナ』から販売された、fh-cp25yという小型石油ファンヒーターです。
こちらのファンヒーター、アウトドア用、防災製品等推奨品にもなっていて、多くのキャンパーから注目を浴びています。
fh-cp25yの概要は以下の通りです。
- 型式:FH-CP25Y(G)
- 暖房出力 :2.50~0.66kW
- 暖房目安:木造11.5㎡(7畳)/コンクリート15㎡(9畳)
- 重さ:7.9kg
- タンク容量:3.6ℓ
- 燃焼時間:『強』14.8時間/『弱』56.3時間
でも、普通のファンヒーターと何が違うの??
っと疑問を抱える方も多いのではないでしょうか??
1番の違いは省エネ性という点です。
従来の石油ファンヒーターは、点火時に多くの電力を必要としますが、fh-cp25yは省エネ性であるためさほど電気を使用しません。
従来の石油ファンヒーターの点火時使用電力 650W
『コロナ』 fh-cp25yの点火時使用電力 166W
と、約500W近くもの電力をおさえることができました。
さらにfh-cp25yは、作動時の消費電力も8.5~14Wと低いため、ポータブル電気を通しても長時間の使用が可能なんですね。
実際にfh-cp25yを使用した方の口コミを見てみると、
専用バッグがあるからキャンプに持っていくときにめちゃくちゃ便利!
ポータブル電源を繋げて使用できる石油ファンヒーターはありがたい!
尚且つfh-cp25yは省エネ性だから消費電力も小さくて嬉しい!!
とfh-cp25yの利便性に感動している声が多かったです。
口コミにもありましたが、fh-cp25yには持ち運びに便利な専用のバッグが付いています。
これならキャンプやアウトドアに持っていくとき、めちゃくちゃ便利ですよねー!!
fh-cpf25(コロナ)
2台目におすすめする石油ファンヒーターも、同じく『コロナ』から販売されているfh-cpf25という小型石油ファンヒーターです。
fh-cpf25の概要を以下に紹介します。
- 型式:FH-CPF25
- 暖房出力 :2.50~0.66kW
- 暖房目安:木造11.5㎡(7畳)/コンクリート15㎡(9畳)
- 重さ:7.9kg
- タンク容量:3.6ℓ
- 燃焼時間:『強』14.8時間/『弱』56.3時間
先ほどご紹介したfh-cp25yと、大きな違いは無いようですね。
こちらの商品も専用のバッグが付いていますので、持ち運びには困りません。
高地モード搭載で使いやすい
fh-cp25yとfh-cp25どちらの石油ファンヒーターにも、高地モードが搭載されています。
高地モードとは、標高が高いところで石油ファンヒーターを使用する際に切り替えるモードです。
標高が500mを超える場所では、酸素不足により黄火燃焼(赤火)になる場合があります。
従って、高地モードに切り替えなければなりません。
また標高2,000mを超える高地では、一酸化炭素中毒の原因になりますので、石油ファンヒーターの使用は禁止です。
このような安全装置が付いていると安心ですよね!
石油ファンヒーターはポータブル電源と相性バツグン
ポータブル電源を使って石油ファンヒーターは動くのでしょうか??
結論【動きます!】というか、石油ファンヒーターとポータブル電源の相性はバツグンなんです!
やはり寒い冬を乗り越えるためには、ヒーターが欠かせません。
もちろん暖の取り方は様々で、カイロを貼ったり湯たんぽを使ったりする方法もありますが、本格的に寒さが厳しくなったとき、カイロや湯たんぽだけでは不十分です。
したがって冬にキャンプを考えている方は、ぜひポータブル電源と石油ファンヒータを持参することをおすすめします。
電気ヒーター(セラミックヒーター)はおすすめできない
ヒーターには、石油ヒーターと電気ヒーター(セラミックヒーター)があります。
先ほど私がおすすめさせていただいたヒーターとは、あくまで石油ヒーターであり、電気ヒーターはおすすめできません。
なぜならポータブル電源の電気出力よりも電気ヒーターの消費電力の方が大きいため、電気ヒーターが上手く作動しないからです。
一体どういうことでしょうか??
多くの電気ヒーターの場合、『弱』と『強』と2つの温度設定があります。
試しに電気ヒーターとポータブル電源を使った検証をしてみたところ、どうやら『弱』では作動するものの、『強』では『弱』に近い微風しか出ませんでした。
この原因は、先ほども説明したとおり電気出力と消費電力の差!
つまりポータブル電源を繋げて電気ヒーターを作動するのはおすすめできず、もし作動したいのであれば、消費電力が小さい電気ヒーター(目安は300W以下)を使わなければならないということですね。
300Wの電気ヒーターにはどのようなものがあるのか?と思った方は、こちらの記事をご覧くださいませ。
→ポータブル電源でセラミックヒーターは使える?電気毛布のほうが良い?
fh-cpf25とfh-cp25yの違いは?石油ファンヒーターは車中泊に使える?まとめ
今回は、fh-cpf25とfh-cp25yの違いは?石油ファンヒーターは車中泊に使える?について解説させていただき、私がおすすめする石油ファンヒーターを2つご紹介させていただきました。
まとめると以下のようになります。
- fh-cpf25とfh-cp25yの違いは色のみ
- やはり電気ヒーターよりも石油ファンヒーターがおすすめである
- 『コロナ』の石油ヒーターは低電力なのでおすすめである
- 高地モードが搭載されている石油ファンヒーターは使いやすい
以上です。
やはり電気ヒーターよりも石油ファンヒーターの方が、消費電力も小さく電気代もさほどかからないので、キャンプやアウトドアにピッタリかと思います。
今回の記事が、あなたの石油ファンヒーター選びの参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
ちなみに、ポータブル電源のおすすめについてはこちらの記事を御覧ください。