ポータブル電源には出力ポートが何種類か付いていますが、ポータブル電源に延長コードや電源タップを使用できるのでしょうか?
今回は、ポータブル電源では有名なJackeryを例に実際に問い合わせをして調べてみました。
では、ポータブル電源に延長コードは使用できる?電源タップやタコ足配線は可能?についてご紹介していきたいと思います!
ポータブル電源に延長コードや電源タップは使用可能?
ポータブル電源に延長コードや電源タップは使用可能なのか?ポータブル電源のメーカーの中で、Jackeryを代表に調べてみました。
今回は、実際にLINEを使用してお問い合わせをしてみました!
上記の通り、ご利用頂くポータブル電源のINPUTワット数によって電源タップをお勧めしない事がありますと記載があります。
完全に使用出来ないというわけではなさそうですが、充電の停止、配線やコンセント・接続部の発熱、火災の原因となる恐れがあるので使用は避けた方が良さそうですね。
Jackeryのサポートでは、メールアドレスと電話番号でのお問い合わせに加え、LINEでのお問い合わせも出来ます。
LINEでのお問い合わせ方法の手順は以下です。
- まず、LINEアプリがインストールされたスマートフォンからJackery公式サイトのLINEで相談QRコードを読み取るか、LINEアプリでJackery Japanを検索して追加する。
- トーク画面に質問したい内容を送信する。
ポータブル電源に延長コードを使用する際の注意点
ポータブル電源に延長コードを使用する際の注意点は以下です。
- 延長コードの定格容量は1500Wが主流
- 定格容量ぎりぎり、超えて使用しない
- タコ足配線をしない
- 延長コードは定期的に交換する
では、注意点について詳しく説明します。
延長コードの定格容量は1500Wが主流
全ての電化製品には定格があります。
定格とは電化製品のすべての機能を最大限に使用したときに消費する電力量を指します。
電化製品メーカーが各製品の定格量を定めていて、この数値内での使用がポイントになるようです!
延長コードは定格容量が合計で1500Wまでの製品が主流のようで、電化製品を延長コードに繋げて使う際は、その電化製品が合計で1500Wを超えないように計算して使用しましょう。
ということで、本当に延長コードの定格容量は1500Wが主流なのか自宅の延長コードを全てチェックしてみました!
①
②
③
やはり、どの延長コードも合計1500Wまでという記載ありでした!
定格容量ぎりぎり、超えて使用しない
定格容量を超えて使用すると故障や事故の原因になります。
定格容量を超えていない場合でも、定格容量ぎりぎりでの使用は事故の発生に繋がる恐れがあります。
事故を防止する為にも、余裕を持った容量での使用をお勧めします。
タコ足配線をしない
タコ足配線は複数の電化製品を繋げる為、1つの電源タップの合計で定格容量を超えてしまいやすいようです。
流れる電流が多いと発火するリスクが高まるので注意が必要です。
1つの延長コードで複数の電化製品を使用したい場合は、必ず使用する電化製品の定格とその合計量を確認してから使用することをお勧めします。
延長コードは定期的に交換する
家電製品も寿命があるのと一緒で延長コードにも寿命があるようです。
ずっと同じものを使い続けると劣化して危険な為、定期的に買い替えましょう。
メーカーが推奨する延長コードの交換目安は5年とされているようで、1年に1回は延長コードを点検するのをお勧めします。
ポータブル電源に延長コードは使用できる?電源タップやタコ足配線は可能?まとめ
今回は、ポータブル電源に延長コードは使用できる?電源タップやタコ足配線は可能?について調べてみました。
まとめると以下のようになります。
- 使用出来ないわけではないが、使用は避けた方が良い
- タコ足配線は発火するリスクが高まるので避けた方が良い
ポータブル電源を利用している方で、電気について専門の知識を持った方、詳しい方は延長コードを使用している方も中にはいるようです。
しかし、素人の方が延長コードやタコ足配線にてポータブル電源を利用するのには危険が伴う可能性があるのでお勧めしません。
どうしても使用したい、使用しなければならない場合には、ポータブル電源メーカーのサポートに相談しながら進めると安心ですね。
それではまた次回の記事でお会いしましょう!